今月に入り神奈川県の県央~南部にかけて、小さな地震(30日間)が定期的に発生しているのが確認できます。
(出典:防災科学技術研究所Hi-net http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/)
赤く○で囲んだエリア、市町村だと相模川沿いの厚木市、海老名市、寒川町、茅ヶ崎市でしょうか。
マグニチュードとしてはおそらくM1とかM2レベル。またはそれ以下の微細な地震だと思われます。震源の深さは約10Km~30Km程度。
なぜ注目したかというと(今までHi-net震源マップを見てきた中で)、このエリアの地震を確認できなかったから。稀に発生しても月に1~2ヶ所程度。
※微小な地震なのでHinetの誤検知の可能性もあり。
マップ全体を見渡すと神奈川西部で頻発している小地震が県央まで影響を及ぼしている感じ、また厚木・伊勢原付近にある活断層の延長線上とも見て取れます。
最も規模が大きかったのは
その赤い○で囲んだ中で最もマグニチュードが大きかった地震は、
- 発生日:2016年4月15日
- 震源:神奈川県東部
- 深さ:36Km
- マグニチュード:M2.8
- 最大震度:2
でした。↓ここ。
(出典:気象庁地震データベース http://www.jma.go.jp/jma/)
相模川河口に近い場所、この辺りはフィリピン海プレートが地下10Km~15Km地点に沈み込んでいるとのこと。深さ36Kmということはフィリピン海プレート内部orそれより下層になりますね。