熊本地震の震源域について「南西方向への活断層」に警戒が向いていますが、
どうも西方向海側(有明海)でも活発な活動を見せているようです。
(出典:防災科学技術研究所 http://www.hinet.bosai.go.jp/)
最近7日間に起きた熊本県の余震活動です。
南西に伸びた断層でも散発的に小さな地震が継続しています。
それと同時に海湾内でも集中している場所が一ヶ所確認できると思います。(青い○で囲んだ範囲)
有明海の地震
本日午後に有明海湾内で比較的規模の大きな地震が起こりました。
気象庁発表によると、
- 時間:4月28日午後15時34分頃
- マグニチュード:M4.7
- 震源の深さ:約10Km
- 場所:北緯32.8度、東経130.5度
この地震により熊本県西区春日で震度4の揺れが観測されました。
グーグルマップで震源の緯度経度を表示してみると、
ここ場所。赤い印のポイント付近だそうです。どうも陸域から海中にまで断層が伸びているようですね。さらに西に移動すると島原方面まで繋がりそうな雰囲気です。横ズレ型の地震は津波起こりにくい(海水が持ち上げられないため)と言われてますけど、陸から震源までの距離が近いので津波にも警戒しておくべきだと思います。