地震発生後「電気・ガス・水道」寸断から復旧するまでの期間比較




「電気」「ガス(都市ガス)」「水道」、日常生活になくてはならない必須ライフライン。

この3つのライフライン、地震発生後に寸断してから完全復旧するまでの時間差を比較してみました。

調査対象としたのは「大阪北部地震」

  • 発生時刻:2018年6月18日7時58分
  • 規模:マグニチュード6.1

です。

まずは「電気」

電気(関西電力)

  • 6月18日8時45分:「大阪府下を中心に最大で17万軒の停電が発生」
  • 6月18日11時0分:「17万軒の停電が発生しておりましたが、10時43分に全送完了」

停電解消、復旧まで僅か2時間ほど。1日掛かりませんでした。

水道(高槻市)

続いて水道、高槻市を参考にしました。

  • 6月20日6時50分更新:(安全確認宣言)断水解消、復旧作業が終了。

断水から水が使えるようになるまで約2日間

ガス(大阪ガス)

  • 6月24日:都市ガス復旧し、全域で使用可能。

地震による供給停止から再開まで約6日間必要でした。

電気→水道→ガスの順番

復旧が早い順番に並べると以下の結果。

ライフライン 必要な期間
電気 約2時間
水道 約2日間
都市ガス 約6日間

水道&ガスは地下配管なので破損箇所の工事に時間を要するものだと想像できます。さらにガスは安全確認が必須。

また今回のような中規模地震(マグニチュード6程度)ですと、およそ1週間で全ライフラインが復旧することもわかりました。

早めの日常生活に戻りたいなら「オール電化」ですね。