銀行口座から即時に引き落としされるVisaデビットカード。便利な反面、一部のお店で利用できないデメリットも存在します。その原因がなんとなくわかりました。
↑スルガ銀行visaデビットの利用停止加盟店。
利用不可能な店舗
カード発行会社により若干の利用可否に違いはあるものの、
- 高速道路料金
- 一部のガソリンスタンド
- インターネットプロバイダ料金
- 携帯電話料金
- 公共料金支払い
- 飛行機の機内販売
このあたりでは使用制限されるケースが多いようです。
具体的には、
- 楽天デビット「1万円以上残高ないとガソリンスタンドで支払いできない」
- セブン銀行デビット「カード番号を登録し、継続的に支払う加盟店の利用不可」
- ジャパンネット銀行visaデビット「高速料金」「機内販売」など使えない
- 三菱UFJ Visaデビット「プロバイダー、高速道路料金、ガソリンスタンド」など不可能
とルールにバラツキがあります。
後払い&定期的な支払いが共通
それら各金融機関で共通するもの、
- 即時引き落としせず、後払いで支払う
- 継続的、定期的にカードで引き落とす
この2点の決済方法に属する場合でした。
楽天銀行ウェブサイトのデビット機能が使えない説明にも、
引き落としできず残高不足で未精算のおそれがあるため利用停止する
旨の解説があります。
デビットカードには信用がない
つまりクレジットカードにあって、デビットカードにない
「デビットカードには信用機能が付いていない」
この理由によりカード発行会社側又は小売店側のどちらかで利用制限を設けているのではないかと。
「後払い」や「追加請求」が発生した場合、口座残高不足だと引き落としできないわけです。
その徴収リスクを負いたくないため、最初から使えないよう設定しているのでしょう。