美容師、理容師という「髪の毛を切る専門の仕事」は、今現在だけでなく将来的にも安定した職業だと思った。その理由は、
- AI(人工知能)に仕事を奪われない
- ロボットに取って代わられない
- 髪の毛の長さを維持する技術がない
の3点から。
AI(人工知能)に仕事を奪われない
まず人工知能によって仕事が無くなる心配がありません。
AIの画像認識技術を使い、
「どのようなヘアスタイルが似合うか」「どのようにカットすべきか」
と提案するようなサービスは実現可能でも、
「髪をカットする」のは人間でなければできない作業です。
ロボットで代替できない
2点目はロボットに代替されるリスクが低いこと。
ヘアサロンにロボットを導入するとなればおそらく、アーム型ロボットになるでしょう。
例えば安川電機のアームロボット。産業用ではすでに活躍中。クッキング調理ロボットなども開発されつつあります。
しかしながら「ヘアカットロボット導入」の最大の難関は、
「ハサミを使って人の髪の毛(頭)を切る」
作業にあります。(技術的には可能でも)刃物で人を傷つけるリスクのある仕事をロボットに代替させるのは困難でしょう。
ロボットに代替できそうな行程は、
- ヘアカット→×
- 顔そり、髭剃り→×
- シャンプー→〇
- ヘアブロー→〇
を予想してみました。シャンプー、ブロー周辺は可能性あるかもしれません。
髪の毛の長さを維持する技術がない
最後に「髪の毛の長さを自由に調整するテクノロジーが存在しない」です。
毛根を死滅させる技術はあり、毛根を再生させる技術も開発されつつあります。
しかし「毛根の細胞分裂を自由にコントロールするテクノロジー」は発明されていません。
このテクノロジーが発明されない限り、人は髪が伸びたらヘアサロンへ通う行動をとるでしょう。
つまり美容師、理容師の需要はこれからも存在し続ける・・・という理由です。