オーストラリアではどんな日本食を好み食べてみたいのか?
オーストラリア人の日本食に対する興味関心度を、Googleトレンドの検索ボリュームから分析してみました。
オーストラリアの日本食検索ボリューム(過去1年間)
まず定番のメニューから、
- 青線:sushi
- 赤線:ramen
- オレンジ線:tempura
- 緑線:yakitori
- 紫線:udon
過去1年間におけるオーストラリア国内で検索されたキーワード(ボリューム)です。グラフを見るとsushi(寿司)が圧倒的に1位。2位はramen(ラーメン)でsushiの三分の一ほどの検索量でした。3位はudon(うどん)、4位tempura(てんぷら)、5位yakitori(やきとり)の順。
3位以下のうどん、てんぷら、やきとりはあまり人気がないようです。
オーストラリアの日本食検索ボリューム(長期)
さらに長期(2004年~現在)で見たグラフがこちら。寿司とラーメンは右肩上がりで関心度高まっているのがわかります。寿司は2006~2008年頃からジワジワと上昇、ラーメンは2013~2015年頃から検索数増え始めました。
マイナーな日本食NO1
さらに三番手だったudon(うどん)青線の検索ボリュームを基準に、マイナーな日本食も調べてみました。
- 青線:udon(基準線)
- 赤線:soba
- オレンジ線:shabu shabu
- 緑線:okonomiyaki
- 紫線:unagi
udon(うどん)とsoba(そば)はほぼ同じ検索量、それより下にshabu shabu(しゃぶしゃぶ)、okonomiyaki(お好み焼き)、unagi(うなぎ)がランクされています。
マイナーな日本食NO2
マイナーな日本食2回目、同じくudon(青線)をベースにした検索ボリューム。赤線(鉄板焼き)、オレンジ線(おにぎり)、緑線(焼きそば)、紫線(とんかつ)で比較。
- 青線:udon(基準線)
- 赤線:teppanyaki
- オレンジ線:onigiri
- 緑線:yakisoba
- 紫線:tonkatsu
udon(うどん)より赤線のteppanyaki(鉄板焼き)の方が人気度高めでした。
マイナーな日本食NO3
最後にoyakodon(親子丼)、fugu(ふぐ)、gyoza(餃子)、miso soup(味噌汁)で比較。
- 青線:udon(基準線)
- 赤線:oyakodon
- オレンジ線:fugu
- 緑線:gyoza
- 紫線:miso soup
意外にも緑線のgyoza(餃子)が検索されていると判明。どうもオーストラリア国内に「Harajuku Gyoza」という名の居酒屋風チェーン店があり、そのお店の影響で認知されているようです。
HARAJUKU GYOZA
結論-オーストラリアで人気の和食
検索ボリュームを分析した結果、オーストラリア人が好きな和食は、
- 1位:寿司
- 2位:ラーメン
- 3位:鉄板焼き
- 4位:うどん
- 5位:そば
- 6位:餃子
の順番ではないかと予想です。