日本で「雪を体験したい」「雪遊びをしたい」という外国人観光客のニーズ。どこの国からの人気度が高いのか分析してみました。
「日本の雪」を検索している国
世界の検索ボリュームを調べられるgoogleトレンドを使い、各国言語「日本 雪」でキーワード検索している国を表示してみました。
- 青色=japan snow(英語)
- 赤色=日本 雪(中国語・漢字)
- 黄色=일본 눈(韓国語)
- 緑色=หิมะญี่ปุ่น(タイ語)
- 紫色=salju jepang(インドネシア語)
※漢字「日本 雪」は日本語と中国語が一緒なので日本人の検索数も含みます
年間通してだとやはり冬シーズンが始まる11月頃から興味を持つ外国人が多いようです。
検索ボリューム量は1位英語、2位中国語(漢字)、3位インドネシア語、4位韓国語、5位タイ語でした。
英語「Japan snow」で検索している外国
次に英語でjapan snowと検索しているのはどこの国かを分析。
- 1位シンガポール:100
- 2位オーストラリア:56
- 3位フィリピン:30
- 4位香港:26
- 5位ニュージーランド:25
- 6位マレーシア:21
- 7位中国:13
- 8位ミャンマー:13
- 9位日本:12
- 10位カンボジア:11
- 11位カナダ:10
- 12位タイ:8
- 13位カタール:8
- 14位アメリカ:8
- 15位スリランカ:7
シンガポールが最も多く、オーストラリア、フィリピン、香港と続いていました。英語圏の東南アジア、オセアニア地域が上位を占めています。
漢字「日本 雪」で検索している外国
次に漢字(主に中華圏・中国語)で探している人々はどこの国かというと。
- 1位香港:100
- 2位台湾:92
- 3位マカオ:44
- 4位日本:44
- 5位中国:41
- 6位マレーシア:7
- 7位シンガポール:6
香港が1位、続いて台湾、マカオの順番でした。
結果
まず特に「日本の雪」への興味、好奇心が強い国は、
- 東南アジア:シンガポール、フィリピン、マレーシア
- 中華圏:香港、台湾
- オセアニア:オーストラリア
あたりだと予想。
まだ検索割合が少なく、成長の余地がありそうな国は、
- タイ
- インドネシア
- インド
あたりで「雪」を観光資源としてインバウンド需要を開拓できそう。
続いて「日本でスキー体験したい外国人観光客の需要。」も分析してみました。
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