世界中でデジタルノマド人材を誘致しようと新たなビザ導入する動きが出ています。
それら海外のビザ情報を調べて一覧にまとめてみました。
スペイン「デジタルノマド向けビザ」発給へ
EU加盟27カ国以外の国の外国人労働者が対象。
【条件】
- スペイン国外の企業に勤めている
- 学位・大学院学位を保有
- 3年以上の実務経験
- 1年以上その仕事を継続できること
- 自営業、フリーランスはスペイン企業の収入は20%まで
- 最低収入は2000~3000ユーロを予定
- ビザは最長5年間。5年後は永住権申請も可能とのこと。
ポルトガルのデジタルノマドビザ
2022年10月30日に導入。
【条件】
- ビザ取得で2年間滞在できる(連続3年間更新可能)
- ポルトガル最低賃金の4倍の収入が必要
- 欧州領域外の外国人
- ITなど高度技術者が対象
エストニア「デジタルノマドビザ」法案可決
2020年6月8日、リモートワークする外国人を対象にしたビザ法案可決。
【条件】
エストニア国外の雇用主(企業)との雇用関係など。
マレーシアのデジタルノマド「DE RANTAU」
リモートワーカー向けのビザ。2022年10月1日より導入。
【条件】
- 3か月~1年間滞在できる(1年延長可能)
- IT・デジタル関連の人材が申請できる
コロンビアがデジタルノマドビザ新設
コロンビア国内でリモートワークする人材、デジタル技術分野で起業する者が対象
【条件】
- コロンビア外務省が入国・短期滞在できると認めた国
- 直近3か月の収入が最低賃金3か月分以上
- 各種保険への加入
アルゼンチンがデジタルノマドの一時居住ビザ導入
2022年5月11日、デジタルノマド向け一時居住ビザを新設。
【条件】
- 最長180日滞在できる
- 1回のみビザ延長できる
UAE(アラブ首長国連邦)がリモートワークビザ新設
2021年3月に導入。外国企業の勤務者または自営業者のリモートワーカーが対象。ドバイに滞在しながら働く「バーチャルワークプログラム」も。
【条件】
- 1年間の居住許可
インドネシアの「デジタルノマド向けビザ」検討
インドネシア政府がデジタルノマド向け長期滞在ビザ導入を検討しているとのこと。期間は5年間。