日本でガソリン&ハイブリッドの新車が売れない時期は早く来るかもしれない理由




 「日本でガソリン(ハイブリッド)新車が売れなくなる時期は案外早く訪れるかもしれない」

その理由は「今、ガソリン車を買うべきか迷った」個人的な経験から。

EV時代の到来を予感

先日、中国発の電気自動車メーカー「BYD」が日本でSUV電気自動車の発売を開始しました。価格は440万万円。2025年までに100店舗出店するとのこと。

課題&問題点

一方で課題点も指摘されていて、

  • 日本では充電スタンドが未整備
  • EVが普及しすぎると電力不足になるのではないか
  • 燃料電池の素材(レアメタル)は不足しないのか
  • 本当にエコなのか(ハイブリッド車のほうがエコではないのか)
と様々な問題を抱えているとされる電気自動車ですが、時代はEV化の流れを止められないのでしょう。

EV化へ変化の時代にガソリン車を買うべきか悩む

メディアが「海外ではEVが売れている」「日本で新型EVの発売」と報道すればするほど、
消費者は新しく車を買い替える時、
  • 「今ガソリン車(ハイブリッド車)を買うと、次に乗り換える5年後~10年後にはEVが普及していて無駄になるのではないか」
  • 「新車買わずに今のマイカーを乗り潰すべきではないか」
  • 「EV時代にガソリン車は中古で買い取ってもらえるのか」
  • 「ガソリン中古車は価値(資産性)を失うのではないか」
という迷いや不安が生じます。
これはガラケーからスマホに移り変わった流れと似ていて、
  • スマートフォンが普及する時代にガラケーの新機種買うべきか?
  • 買い替えず古いガラケー使い潰すべきではないか?
  • 少し高いけどスマホに乗り換えようか?
と同じ感情です。
当初(2008年、ソフトバンクが初めてiPhoneを発売)は、皆さん「スマートフォンなんて一部のユーザーしか買わないでしょ、お財布ケータイ使えないし!」などと言われていました。
現在のスマホ普及率を見れば変化の速さがわかると思います。

新車が売れなくなる時期は突然来るかもしれない

日本の新車販売に占めるEVの割合はまだ1%未満とのこと、完全電動化(2035年頃?)まで時間が掛かると言われています。
ところがある時期を境に消費者のスイッチが切り替わり、
「ガソリン車・ハイブリッド車から電気自動車へのニーズが一気に高まる」
急激な変化が起こる予感がしています。