最近、多発していた連続強盗事件の発生で防犯意識が高まり、その関連銘柄であるセキュリティ関連株が上昇しています。
マスメディアが大きく報道し始めたのが2月14日(土曜日)頃、茨城県で起きた事件が最初でした。
つくば市や竜ケ崎市で発生した事件を報じるニュース。
セキュリティ企業の株価が上昇
その2日後、東証が開く月曜日(2月16日)から株が買われ始めました。
ALSOKの株価
日足チャートの黄色い〇で囲ったロウソク足が2月16日です。この日を境に株価が右肩上がりに上昇。
セコムの株価
続いてセコムの株価。こちらも2月16日に大陽線で大幅高。連日の報道が過熱するとともに株が買われています。
実際に防犯カメラや防犯窓ガラスの需要急増
事実、株価の後追いで防犯関連グッズの需要も急増しているとのこと。
- セコムでは防犯窓ガラスの申し込みが前年比で9割増加
- ALSOKで住宅警備の問い合わせが3倍~4倍に
- さらに防犯カメラの問い合わせが急増
一時的かもしれないけどセキュリティ企業の業績に影響を与えそうな勢いです。
ただ、既にフィリピンで主犯格(指示役)が特定され、実行犯も次々に摘発されている状況なので株価は天井に近いのではなかと予想。