子供服、ベビー服の通信販売ビジネス(経営)は厳しいらしい




 コロナ禍の時代、お出かけ用ブランド子供服(ベビー服)のネット通販ビジネスは中々難しいらしく…、

ベビー服のECサイト「べびちゅ(Babychu)」を運営する【株式会社ままちゅ】が事業を解散するとのこと。

解散の理由は

  • コロナで需要減
  • 中国のロックダウンで仕入れ難
と、「外出自粛でお出かけ用ベビー服が売れない」、「中国から品物が入荷しない」が主な要因だそう。

主な売れ筋アイテムと価格帯

  • くまさんぬいぐるみ付パーカー3190円
  • おばけ袖ビッグロングTシャツ1870円
  • ベスト付きチェックシャツワンピース2200円
  • お花刺繍チュニック1320円
  • アニマルフーディロンパース&レッグウォーマー2145円
等、平均価格帯は1000円台後半~3000円台が中心でした。

通販サイト概要

  • URL:https://babychu.jp/
  • 送料:650円(北海道と沖縄県は1000円)
  • 送料無料:8000円以上の購入
  • 決済方法:クレジットカード・NP後払い・楽天ペイ・Amazon Pay

会社の業績

直近3年間の会社の売上と利益は以下の通り、

2020年3月期(2019年4月~2020年3月)

  • 売上高:1億3600万円
  • 営業利益:-1200万円
  • 経常利益:-1200万円

2021年3月期(2020年4月~2021年3月)

  • 売上高:1億6500万円
  • 営業利益:-1900万円
  • 経常利益:-1900万円
  • 2022年3月期(2021年4月~2022年3月)

  • 売上高:1億1700万円
  • 営業利益:-2000万円
  • 経常利益:-2000万円
  • 売上は毎年1億円以上確保しているものの、営業利益&経常利益とも3年連続の赤字。しかも赤字幅を拡大していたので会社清算を決断したのだと思われます。

    子供服のネット通販は難しい

    そもそも少子化でマーケットが縮小する中、ネットで子供服を販売すること自体が難しい商売なのかなと。西松屋に負けない激安商品を扱うか・・・それともお祝い用(贈答)で1着数万円する高級ブランド路線で攻める位しかアイデアが浮かびません。