宇宙空間に無数の小型衛星を打ち上げ地上とブロードバンドで繋ぎ、世界中のどんな場所でもインターネットで情報通信できる。このプロジェクトを展開or計画している企業をまとめました。
Starlink(スターリンク)
最も有名で、最もサービス展開が進んでいるのがスペースX社のStarlink計画。2022年8月時点で3162基の衛星を打ち上げ済み。
※関連:Starlink(スターリンク)の利用料金
※関連:Starlink(スターリンク)の接続スピードまとめ。光ファイバーとの比較。
Project Kuiper(プロジェクトカイパー)
アマゾンの子会社「Kuiper Systems LLC」。
3236基の衛星を打ち上げブロードバンドサービスを提供する計画。2022年度に最初の衛星2基を打ち上げ予定。将来的にスターリンクのライバルになるであろう企業。
One Web(ワンウェブ)
米国に本社を置く衛星通信会社。ソフトバンクグループが出資している。
資金繰りから一度経営破綻するも、イギリス政府とBharti Group(インドの企業)によって買収し再建する。
最終的に648基打ち上げる予定。2021年時点で182基を打ち上げ成功。
- 公式HP:https://oneweb.net/
以上です。
やはり最も計画が進んでいるのはスターリンクで、規模も3000基以上と他社を圧倒しています。次点はワンウェブの182基、最終的に648基ということでサービス提供エリアは限定されるのかなと。
※関連:通信業界の将来性が危うくなる予感【スターリンクの登場VS光ファイバー、携帯電話】