野村不動産ライフ&スポーツ株式会社が店舗展開しているフィットネス&スポーツクラブ「メガロス(MEGALOS)」の経営状況。
売上高及び会員数、客単価を調べてみました。
メガロス売上高
- 2020年3月期:157億5700万円
- 2021年3月期:115億900万円
- 2022年3月期:136億2400万円
2020年3月期の157億円台のピークから、コロナの影響で2021年3月期に40億円近く売上減、その後は回復傾向見せるもコロナ前(2019年)水準までにはまだ回復していません。
メガロス会員数
- 2020年3月期:14万3663人
- 2021年3月期:11万1425人
- 2022年3月期:11万608人
会員数も14万人台からコロナでフィットネスクラブの利用者が減り、2021年3月期には3万人以上の退会者(解約者)が出ていました。2022年3月期においても会員数は微減とフィットネス離れが続いている模様。
メガロス客単価
- 2020年3月期:8925円
- 2021年3月期:8100円
- 2022年3月期:10124円
逆に客単価は上昇していて2022年3月期に利用者1人あたり1万円台へ乗せています。
会員数の減少を客単価UPでカバーしていました。
1店舗あたりの平均
ちなみにメガロスは現在44店舗を運営中。1店舗あたりで割ってみると、
- 1店舗あたり売上:約3億1000万円
- 1店舗あたり利用者:約2514人
1店舗あたり年間平均3億1000万円の売り上げがあり、平均2514人の会員が在籍している計算。
※関連:フィットネスジム経営の平均的な出店費用(開業資金)は4~5千万円