ブライダル「アニヴェルセル」の業績(売上・利益)。赤字で経営不振続く…




 結婚式&結婚式場を運営する「アニヴェルセル株式会社」の経営を分析してみました。

各年度の売り上げや売上総利益(粗利)、最終的な営業損益など決算は以下の通り。

アニヴェルセルの業績&決算

2022年3月期

  • 売上高:79億7600万円
  • 粗利益(-売上原価):16億2300万円
  • 営業損失:-5億8000万円
  • 結婚式場数:10店

2021年3月期

  • 売上高:80億3300万円
  • 粗利益(-売上原価):-6億2700万円
  • 営業損失:-30億8800万円
  • 結婚式場数:12店
  • 2020年3月期

  • 売上高:222億7000万円
  • 粗利益(-売上原価):54億2600万円
  • 営業利益:4億3900万円
  • 結婚式場数:13店
  • 2019年3月期

  • 売上高:254億33000万円
  • 粗利益(-売上原価):71億3600万円
  • 営業利益:21億6900万円
  • 結婚式場数:13店
  • まずコロナ過以前には売上高200億円台、営業利益も黒字を維持し安定経営していました。問題はコロナの影響後、ブライダル(結婚)事業に直撃した結果、100億円以上の売り上げ減、一気に営業損益-30億円台の赤字へと転落し経営不振に陥ったことがわかります。
    直近では営業損益-5.8億円と赤字幅縮小しているものの、売り上げは79億円台と回復していません。
    結婚式場を13店から10店まで閉鎖&相当な経費(販売管理費)、人員を削減して黒字化を目指していると予想。