竹林でビジネス。竹を使ったビジネスモデルを考える




前回、竹林の土地(不動産)の販売価格まとめに続き、今回はその竹林(竹)を利用したビジネスアイデアを考えてみました。

【竹林の主なビジネスモデル】

  • 1タケノコの販売・卸
  • 2竹の子の皮の販売
  • 3たけのこ収穫体験
  • 5養殖の餌(たけのこ)
  • 6竹材の販売・卸
  • 7竹粉の肥料
  • 8竹炭の販売
  • 9竹のバイオマス燃料
  • 10セルロースナノファイバー

1タケノコの販売と卸

まず思い付くのは筍を食用として販売、卸売りするビジネス。収穫した竹の子を「ネット通販」「スーパーマーケットで販売」「飲食店などへ業務用卸売り」「加工食品として卸売り」など

2竹の子の皮の販売

飲食店、総菜店など竹の皮を巻いた「ちまき」「おにぎり」「和菓子(ようかん)」など業務用包装(竹皮)の需要があります。およそ10枚300円~400円で販売。

3たけのこ収穫体験

子供のたけのこ掘り体験など、竹林でたけのこ収穫できるイベントを実施。イベント参加料から収入を得るビジネスモデル。

4陸上養殖の餌

ウニの陸上養殖でたけのこが餌として与えられています。タケノコを食べたウニは甘味とコクのあるウニに育つとのこと。

6竹材の販売・卸

竹細工、インテリア、食器、竹串など竹材としての需要。特に海外の日本食ブームで和食店などで使われる竹の食器はニーズがありそう。

7竹粉の肥料

肥料、土壌改良用の竹紛(竹パウダー)にして販売。

8竹炭の販売

竹炭は消臭用、除湿用、水の浄化、炊飯用、燃料と幅広い使用方法がある。
また竹炭パウダー素材を使った料理、スイーツ(天然の黒い着色剤)、美容化粧品などへの応用も。

9竹のバイオマス燃料

本来、竹はバイオマス燃料に不向きだったものの、技術開発が進み燃料として利用されはじめている。

10セルロースナノファイバー

大分大学理工学部が竹を用いたセルロースナノファイバーを開発。

また中越パルプ工業も竹原料のナノセルロースを開発。化粧品や塗料、住宅建材などあらゆる素材の活用に期待されている。

株式会社アミカテラ(AmicaTerra)は竹をペレット化(植物繊維)し自然素材の竹ストローを製造販売。