伊藤園決算資料説明の日本国内における飲料市場動向によると、新型コロナウイルス前と後で飲料市場が縮小しているとのこと。
2021年度の飲料市場を、コロナ感染拡大前の2019年度と比較(増減率)した結果が以下、
2021年(1月~12月)、2019年度比
- 野菜飲料:+1%
- スポーツドリンク:-18%
- ミネラルウォーター:-8%
- 炭酸飲料:+1%
- コーヒー飲料:-11%
- 緑茶飲料:-5%
- 茶葉飲料:-11%
- その他:-19%
2019年度比で増加したのは「野菜系飲料(野菜ジュース)」そして「炭酸飲料」。どちらも1%増と微増。
その他はすべてマイナス、需要の減少に転じていました。
特にスポーツドリンクはダメージが大きくー18%の大幅減、
「スポーツイベント」が減った、「屋外でスポーツする機会」が少なくなったのが主な原因と思われます。(オリンピック開催したにも関わらずこの結果は厳しい)
皆さん外出自粛や在宅勤務(テレワーク)が日常となり自動販売機&コンビニエンスストアで飲み物を買う機会が減ってきている・・・その影響が数字に出ていました。