カタログ通販の市場規模は衰退に向かう。紙からスマホ(ネット通販)に移行へ。




 カタログ通販の時代は終わりに近づいているようで、徐々にネット通販(EC)へ流れているとのこと。

カタログ通販大手ベルーナのEC化率データによると、2021年時点で通販事業全体の約3割(28.2%)はインターネット経由の注文であることがわかります。

出典:ベルーナ決算説明資料

2017年と2021年時点のEC化率比較

  • 通販全体:20.9%(2017)→28.2%(2021)
  • アパレル雑貨:21.7%(2017)→26.5%(2021)
  • 化粧品健康食品:20.9%(2017)→38.2%(2021)
  • グルメ:15.5%(2017)→24%(2021)
  • 看護師向け通販:25.9%(2017)→51.2%(2021)
このようにすべての分野でネットからの注文率が増加、紙(カタログ)からスマホ(EC)へシフトする傾向は続くと思われます。
事業者側もコストの掛かるカタログより商品情報を素早く反映できるオンラインの方が合理的なわけで、カタログ通販の文化は衰退していくの運命なのでしょう。