通信販売の購入単価(注文金額)は横ばいor下落傾向にある。




 通販大手ベルーナの決算説明資料によると、顧客一人当たりの購入価格(受注単価)は横ばい又は低下傾向にあるようです。

出典:ベルーナ決算説明資料

上の表は各通販分野における購入単価の推移。デフレマインドから消費者の低価格・節約志向が強まっているのかなと感じ取れます。

年度ごとの注文金額は以下のとおり、

グルメ通販

  • 2017年:16,724円
  • 2018年:15,384円 
  • 2019年:15,021円 
  • 2020年:14,846円 
  • 2021年:13,180円
特に値下がり率の激しかったのがグルメ関係、2021年は急激に下落しました。

アパレル雑貨通販

    • 2017年:10,099円 
    • 2018年:9,734円 
    • 2019年:9,644円 
    • 2020年:9,307円 
    • 2021年:9,138円
    アパレル雑貨分野も、毎年少額ずつですが注文金額落ちています。

    看護師向け通販

      • 2017年:7,894円 
      • 2018年:7,794円 
      • 2019年:7,705円 
      • 2020年:7,642円 
      • 2021年:8,194円
      看護師分野は安定、ほぼ横ばい状態。(需要が一定で競合との価格競争もないと予想)

      化粧品健康食品通販

        • 2017年:3,348円 
        • 2018年:3,314円
        • 2019年:3,485円 
        • 2020年:4,014円 
        • 2021年:4,198円
        化粧品、健康分野だけは若干の上昇傾向にあります。