9月のコロナ禍のホテル経営状況。客室稼働率は回復傾向




 いちごホテルリート投資法人が9月期の「ホテル運営状況」を公表しました。

その中で全国各ホテルの客室稼働率を比べてみると、

9月の客室稼働率まとめ

全ホテル合計

  • 2021年:54.6%
  • 2020年:40.0%
全国規模では2020年に比べて稼働率が上昇、コロナ禍でも宿泊者数が少しずつ戻ってきているようです。
続いて各地域のホテル別の稼働率は以下のとおり。

ネストホテル
札幌駅前

  • 2021年:90.0%
  • 2020年:98.1%

ネストホテル
札幌大通

  • 2021年:74.3%
  • 2020年:92.3%

コンフォートホテル
釧路

  • 2021年:75.3%
  • 2020年:87.2%
北海道は前年と比べて苦戦中、観光需要&ビジネス需要ともに戻っていない模様。

スマイルホテル
東京阿佐ヶ谷

  • 2021年:97.9%
  • 2020年:78.5%

ホテルエミット
渋谷

  • 2021年:98.2%
  • 2020年:98.2%
コロナの影響を受けず、東京都心エリアは安定した宿泊需要があるもよう。

ホテルウィング
インターナショナル
名古屋

  • 2021年:32.8%
  • 2020年:25.6%

コンフォートホテル
中部国際空港

  • 2021年:44.9%
  • 2020年:34.6%

コンフォートホテル
浜松

  • 2021年:47.7%
  • 2020年:41.1%

コンフォートホテル
鈴鹿

  • 2021年:51.9%
  • 2020年:46.3%
中部エリアは回復傾向。2020年に比べて上昇しています。

スマイルホテル
京都四条

  • 2021年:40.3%
  • 2020年:26.6%
京都は少し観光客が戻ってきた・・・。

ザ・ワンファイブ
大阪堺筋

  • 2021年:51.5%

ネストホテル
大阪心斎橋

  • 2021年:15.8%

ホテルウィング
インターナショナル
神戸新長田駅前

  • 2021年:35.0%
  • 2020年:43.8%

ネストホテル
松山

  • 2021年:49.9%
  • 2020年:65.6%

ザ・ワンファイブ
岡山

  • 2021年:95.7%

コートホテル
倉敷

  • 2021年:25.5%
  • 2020年:33.1%

ヴァリエホテル
広島

  • 2021年:100.0%
  • 2020年:13.0%

アーバイン広島
エグゼクティブ

  • 2021年:5.8%

ザ・ワンファイブ
福岡天神

  • 2021年:95.0%
  • 2020年:24.1%

ネストホテル
熊本

  • 2021年:60.5%
  • 2020年:54.6%
九州地方はホテル利用者数が回復傾向。
以上、9月のホテル客室稼働率情報でした。緊急事態宣言が解除された10月、さらに数字が改善されてくると予想できます。