深夜~朝方にかけて伊豆半島の東部、熱海市周辺で不気味な地震が複数回発生した模様。
気象庁によると、
- 1時31分:マグニチュード1.9(震度1)
- 1時33分:マグニチュード3.9(震度3)
- 2時9分:マグニチュード2.6(震度2)
- 5時34分:マグニチュード3.2(震度3)
と4連続で有感地震が発生とのこと。(その後は落ち着いている状態)
震源は相模湾~伊豆半島東方沖で、Google mapで確認してみると、
北緯35.1度、東経139.1度です。ちょうど熱海の海岸近くの沖合い(約1km)付近ですね。
震源の深さは何れも「ごく浅い10Km程度」。
熱海といえば温泉・・・、温泉が湧き出す=地下水を温める火山(マグマ)もあるはずなので、火山性の群発地震の可能性も考えられます。
Hinet(高感度地震観測網)でも調べてみました、
そのマップがこちら、
(出典:防災科学技術研究所http://www.hinet.bosai.go.jp)
小さな赤い○の塊が密集しています。
つまり4回の有感地震の他にもM1以下の体に感じない地震が複数回起こっています。
さらに詳細がわかる気象庁の「伊豆東部の地震活動」ページも見てみると
(出典:気象庁 http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/izu/seis/)
これが2016/1/16~1/23の間に発生した地震。やはり熱海周辺で活発に活動しているようです。
雑感
やはり震源の浅さから推測すると火山に関連する群発地震かなと。群発地震は伊豆半島では過去に何度も繰り返し起きてきました。だから経験上このまま終息する、と願いたいと思います。