楽天証券、マネックス証券(トレードステーション)、SBI証券の3社間でアメリカ株取引手数料の値下げ合戦が勃発。そこで3社の米国株手数料を比較してみました。
値下げ合戦の流れ
1楽天証券
まず最初に仕掛けたのは楽天証券
「 7月5日:【米国株式】最低手数料を0.01ドルに引き下げ」を発表。最低5ドル→0.01ドルへ一気に値下げしました。
2マネックス証券
それに対抗したのがマネックス証券。3日後に、
「 7月8日:米国株の最低取引手数料を0.01米ドル(1セント)へ変更 」と発表。楽天証券と同水準にまで引き下げ。
3SBI証券
その1日後、今度はSBI証券がさらに値下げへと動きます。
「7月9日:米国株式最低手数料を0ドルに引き下げ」を発表。
つまり無料。
4マネックス証券
さらに1日後、SBI証券の変更に応じて
「7月10日:米国株の最低取引手数料を無料へ」と公表。
5楽天証券
最後に楽天証券も
「7月22日:【米国株式】最低取引手数料を無料に引き下げ」と発表。
という経緯より最終的に無料で決着した模様です。
アメリカ株(現物)の取引手数料比較
3社の取引手数料を比べてみました。
マネックス証券 | 楽天証券 | SBI証券 | |
最低手数料 | 0USD | 0USD | 0USD |
取引手数料 | 約定代金×0.45% | 約定代金×0.45% | 約定代金×0.45% |
最高手数料 | 20USD | 20USD | 20USD |
注意したいのは、最低手数料が0USDとなるのは約定代金が2.22USD以下のみとのこと。つまり2.23USD以上だと約定金額×0.45%が適用されるそう。
今回の無料化は少額&小口の株数でコツコツと買い増したい場合にメリットがあるようです。