札幌市の治安の良い地域と悪い地域について




札幌市の治安の良い地域と悪い地域について調べてみました。札幌市は北海道の中心都市であり人口は約200万人です。全10区に分かれており治安にも差があります。ではどの区が治安が良くて、どの区が治安が悪いのか?

以下の観点から札幌市の治安を分析してみます。

  • 犯罪件数と犯罪率
  • 区別の特徴と住みやすさ

犯罪件数と犯罪率

まずは、札幌市全体と各区の犯罪件数と犯罪率から。犯罪件数は警察庁が発表している令和2年(2020年)の統計を参考にしました。犯罪率は犯罪件数を人口で割ったもので1000人あたりの犯罪件数を示します。以下、札幌市全体と各区の犯罪件数と犯罪率のランキングです。

人口(千人)犯罪件数犯罪率
中央区240.91,8397.63
北区287.91,9966.93
東区264.41,7896.77
白石区210.81,3736.52
手稲区142.08646.08
厚別区126.47575.99
豊平区221.31,2975.86
西区215.01,2415.77
南区138.97625.49
清田区115.75945.13

札幌で治安の悪い地域

この表からわかるように中央区・北区・東区・白石区は犯罪率が高く、治安が悪いと言えます。これらの区は札幌市内でも人口密度が高く、商業施設や歓楽街などが多いため、人の出入りやトラブルも多いと考えられます。特に中央区はすすきのや大通りなどの有名なスポットがありますが、その反面、窃盗や暴力などの凶悪犯罪も多く発生しています。

札幌の治安の良い地域

一方、清田区・南区・西区・豊平区・厚別区・手稲区は犯罪率が低く、治安が良いと言えます。これらの区は札幌市内でも自然豊かで閑静な住宅街が多く、家族や高齢者に人気のエリアです。特に清田区は札幌市内で最も治安が良いといわれている地域です。

※参考:北海道の治安は良いのか悪いのか比較。