新幹線の自由席で座れる確立が高い方法(広島-大阪から東京方面)

広島から東京方面へ新幹線の自由席に乗って帰ってきたときの話。

車内で「どの駅で乗客がたくさん乗り降りして」、「どの駅から乗ると自由席でも座れる確立が高いか」という研究をしたので、その結果を公開したいと思います。ただし主観的な分析なので正解かどうか保証いたしません。

条件1 関西から東京方面であること

まずこれは中国、関西方面、具体的には広島、岡山、新神戸、新大阪、京都から東京行きの新幹線(のぞみ)であることです。

逆の東京駅から関西方面ではこの理論はあてはまりません。

条件2 時間と曜日

時間と曜日は日曜日に午後(夕方)。比較的混雑する時間帯に乗りました。

あとビジネスマンより観光などで利用する乗客が多かった印象。

新神戸から乗れ!

答えを先に書いてしまいます。新幹線の自由席で最も座れる可能性が高いのは「新神戸駅」です。

一方、新大阪、京都へ進むにつれて座れる確率低くなります。

それではその理由、詳しく解説したいと思います。

1.「福岡から東京へ」は飛行機を使う

まず福岡(博多)から東京まで新幹線のぞみで行く人は少ない、という事実。

多くは移動時間の短さ&運賃の安さで有利な飛行機(福岡→羽田)を選択します。

つまり福岡から新幹線に乗った人は東京まで行かず「関西の駅(神戸・大阪・京都)」で降りる可能性が高い。

2.乗降客は新大阪が多い

関西地域で「乗る客」、「降りる客」が最も多く、人の入れ替わりが激しいのは新大阪駅です。

つまり新大阪で多数降りるため、一瞬だけ自由席に空席が大量発生します。

3.新大阪はライバルが多い

じゃあ新大阪駅で乗れば自由席でも座れるかといったらそうではなく、

降りる客が多ければ、乗る客も多いです。先頭に並んで自由席を奪い合うライバルに勝たなければなりません。

4.京都駅は厳しい

絶対ではないけど新神戸、新大阪で新幹線に乗って京都駅で降りる人ほぼはいません。

(新神戸、新大阪で乗った客によって)京都駅に到着したときには既に満席に近くなります。

だから京都駅で自由席を確保するのは難しいです。

6.結論

で、そんな中、需要(乗客)と供給(空席)のバランスが崩れる瞬間をひとつ発見しました。

たくさんの席が空いて席を取り合うライバルもいない、

空席>乗客

な時があります。

それは・・・、

新大阪駅に到着する数分前、降りる予定の乗客は荷物をまとめて席から立ち上がり、通路に出始めます。(降りる準備)

しかも駅には着いてないので新大阪から乗ってくる客は誰一人いません。

駅に着くまでの一瞬だけ生まれる空席。

ずばりここをピンポイントで狙いましょう。

この一瞬の需給バランスが崩れるチャンスを得るには「一つ手前の駅、新神戸駅」で乗る必要があります。

というわけで「新神戸駅で乗ると自由席で座れる確率が高い」と結論づけました。