三トアナとダイアン・ソイヤーから見る日本とアメリカの人気女性アナウンサー感
日本テレビの三ト麻美アナウンサーが2年連続で好きな女子アナ1位にランキングされたニュース。
このニュースで思い出した、というか以前からずっと思ってたことです。
日本とアメリカの女性アナウンサーの地位とか理想像とかものすごく違うよなって。
特に日本の典型的な女子アナとABCのダイアン・ソイヤー(キャスター)を比較したときに感じた存在感の違い。
日本の人気女性アナウンサー感
- 容姿端麗であること
- 男性受けが良い「カワイイ(悪く言うとぶりっ子)」感があること
- バラエティーの才能を持ってること(天然ボケキャラとか)
- アイドル化しているので年齢&結婚と共に価値が落ちること
アメリカの人気女性アナウンサー感
- 容姿端麗であること
- 男性に劣らない凛とした強さがあること
- 男性からだけではなく、女性からも支持される存在であること
- プロ意識と専門性があること(バラエティーとか出ない)
- 年齢と共に価値が高くなること
単純に思いついたキーワードを列挙するとこんな感じになります。
テレビ局の視聴者ニーズに対するアナウンサー採用方針が違うのか、それともアナウンサー像の価値観の違いか良くわからないんけすけど、日米のキャスターを一言で表すと「男性を癒す女子アナ文化の日本」と「男勝りの強いキャスターのアメリカ」なのかなと。
ダイアン・ソイヤー
典型的なアメリカのキャスター(ジャーナリスト)だと思ったのはこのひと、「ABCニュースのダイアン・ソイヤー」。現在は担当してたABCワールドニュースを降板してしまったらしいんですけど、その存在感は別格です。
これは東日本大震災が起こった後に来日したダイアン・ソイヤーの被災地仙台からのレポート。余震が起ころうが、放射能リスクあろうが直接現地へ飛んで取材しています。
たしか彼女、シリアの紛争地帯でも現地からレポートしてました。女性であっても危険な現場へ飛び込んで自ら取材するんですね。
三トアナ
一方、日本テレビの三ト麻美アナも従来の日本の女子アナ像と異なった存在だと思います。
なんというか「親しみがある」「癒される」「元気をもらえる」といった視聴者を和ませる癒し系の新しいタイプのアナウンサー。嫌味のない可愛いさです。
※関係ないけど三トの「うら(ト)」の字、レアな漢字すぎて何度キーボード叩いても出てこない。
三トアナとダイアン・ソイヤーの共通点
片や「癒し系の三トアナ」、片や「強い存在感のダイアンソイヤー」両者まったく異なるタイプのキャラクターなんですが、ひとつだけ共通点を見つけました。それは
「女性から支持され、女性の好感度が高い」
ということ。
これから人気の出るアナウンサーは同性に好かれるってのがキーワードになるかもしれませんね。たぶん。