最初に食べる寿司ネタが「いくら」なのはなぜか。
最近、回転寿司の寿司(持ち帰り)を食べながら気づいた。
なぜかいつも最初に食べる寿司ネタが
「いくらの軍艦巻き」
であると・・・。(絶対じゃないけど高い確率でイクラに箸が伸びる)
そこで、なぜ自分はイクラを最初に食べるのか自己分析してみました。
1.そこそこ人気上位の寿司ネタ
私の好きな寿司ネタランキングでイクラは人気NO.1ではないけれど上位にランキングされています。位置的には中の上くらい。
つまり、
まずは「一番好きな大好物ネタ」ではなく「下位の嫌いなネタ」でもなく、手始めに「そこそこ好きなネタ」を食べようとする心理が働いているのではないかと。
この感覚理解できるでしょうか。松竹梅であったら中間の竹を注文する消費者心理と一緒です。
2.醤油をつけなくて良い(食べやすい)
つぎに考えたのはこれ。「イクラは醤油をつける必要がない」
醤油を付ける必要のあるネタは食べるまで1工程負担が掛かります。
「寿司を掴む→醤油をつける→口にはこぶ」
しかしイクラはしょっぱいので必要なし。
しかも軍艦巻きなので直接手でも箸でも摘まんで口まで運べる気軽さ。
このシンプルで簡単なのが「とりあえずイクラから」ってなるのかな・・・。
3.本能で食中毒を警戒
3つめの理由は、無意識に生魚のような食中毒リスクの高い寿司ネタを避けて、
最初は安全安心なネタ「イクラとかたまご、またはガリ」に向かうのではと分析してみました。
これは人間の本能的なものなんで自分でも理解不能です。
4.補色(きゅうりとイクラ)で目立つ
最後は補色で目立つからという理由。
いくら軍艦巻きはほとんどの寿司屋(回転寿司含む)で「キュウリ&イクラ」がセットで乗ってます。
このキュウリの緑色とイクラの赤色が見事な補色(対称色)となり人間の目を惹きつけているのではないかと。村上春樹氏のノルウェイの森と同じ。
以上、4つほどイクラを最初に食べる理由を分析してみました。
自分の場合はイクラだけど、他の人はどうなんですかね。年齢や性別によって寿司ネタに傾向はあるのでしょうか。
なんか寿司ビジネス業界のマーケティング分析に使ってもおもしろそう。